2020/10/15
肩こり改善のヒント?多くの人に当てはまる原因について

こんにちは上野毛みやび整骨院です。
日本人の5人に1人が自覚しているといわれている肩こり。その原因としてはいくつかあり、姿勢の悪さからくるもの、運動不足、冷え、精神的な緊張、手や腕の疲労からくるものといった原因が挙げられます。本記事では多くの方が当てはまる姿勢由来の肩こりについてお話します。姿勢の悪いと常に肩に過剰な負担がかかり続けてしまい肩こりが引き起越されてしまいます。それでは、一体どのような姿勢が肩こりを引き起こしやすいのか、治療としては具体的にはどんなことをしていくのか、日常でどのようなことに気を付けなければいけないのか、について詳しく説明していきます。

 

〇姿勢由来による肩こりの原因

肩こりを引き起こしやすい姿勢としてはストレートネック、猫背、巻肩の三つがあります。

1. ストレートネック

ストレートネックは別名「首猫背」ともいわれており、スマートフォンの普及により多くみられるようになってきたものの一つです。正常な場合、背骨は首の部分で緩やかなカーブを描きます。しかし、電車でスマートフォンを見るときや、パソコン作業時のように、首だけで下を向くような姿勢を長時間することで、首の付け根辺りから背骨がまっすぐになり、それが癖づいてしまうことで起こります。見た目上では肩から見て顔が大きく前に突き出しているような見た目になります。首の筋肉や首の付け根が重く感じることが多くなりやすいです。また、頭痛といった症状がでることもあります。

2. 猫背

猫背は一番知られていますが、肩こりの方のほとんどがこの猫背の状態です。背骨は、胸のあたりで緩やかなカーブを描くのが正常ですがそのカーブが強くなっている状態のことを指します。また、ただ単に背中が曲がっているということではなく、反り腰といった骨盤の歪みに次いで背中が曲がっているパターンも多くみられます。首肩の辛さに加え、腰と背中の境目当たりも張ってつらく感じることが多くなります。

3. 巻き肩

巻肩は、肩甲骨が外側に開いてしまい肩が前方に入り込んでいる状態を指します。僧帽筋や菱形筋といった肩や肩甲骨間の筋肉が常に引っ張られるような状態となり、大胸筋や小胸筋といった前側の筋肉は逆に縮まります。

これらの姿勢はどれか一つだけというパターンは珍しく、巻肩と猫背というようにいくつかの姿勢が同時に引き起こされている場合がほとんどです。「よく頭痛がする」「肩がすぐに凝ってしまう」、「背中が張る感じがする」といった症状に悩まされている方は姿勢が原因である可能性が高いので、ご自身の姿勢の何が悪いのか、どういったことに気を付けるべきなのかといった相談も含め一度専門家に相談してみましょう。
当院でも姿勢改善のための矯正治療を行っておりますので、これから簡単にどういった内容なのかご説明します。

 

〇当院での治療について

1. 写真による姿勢の確認
普段の取っている姿勢を確認し、どこを治すべきなのか等について説明いたします。それにより、施術者と患者様との間で行き違いが生じないようにお身体の状態についてしっかりと共有します。

2. 手技による筋緊張の緩和および血流改善
凝り固まってしまった筋肉は、柔軟性も乏しく、血流が悪くなっています。その筋肉に対して指圧やストレッチなどの手技により筋肉をほぐしていきます。

3. ドロップベッドによる安心安全な骨格矯正
ドロップベッドとは、アメリカのカイロプラクティックの分野で開発された矯正用のベッドです。患者様に触れる部分にはクッション性の高い素材を使用し、よく知られているボキボキ鳴るような矯正よりも身体へ与える衝撃を少なく行うことができます。

 

〇日常で気を付けること

PC作業をしているときやスマートフォンを見るときはどうしても姿勢が悪い状態を長時間とってしまいがちです。その為、その姿勢が癖になり悪い姿勢をさらに悪化させていきます。その対策として、30分おきに肩を大きく動かしたり身体全体を大きく動かしたりするストレッチをしましょう。そうすることで固まってしまった筋肉をほぐし、血の巡りをよくします。

 

〇まとめ

今回は主に肩こりについて解説しました。肩こりは普段の姿勢によって引き起こされていることがほとんどです。自分が普段取っている姿勢がどのパターンに当てはまるのかを考え、悪い姿勢にならないように意識することも大切です。しかし、間違った方法で無理に姿勢を治そうとすると余計に肩に力が入ってしまったり、違った場所が痛んでしまったりすることもあります。どう直せばいいのか、どのように日常生活で気をつければいいのかよく分からない方は、一度お近くの整骨院や整体院などに行き相談してみましょう。

上野毛みやび整骨院はそういったご相談も含めて、しっかりと患者様の状態を考え、その人に合った治療法をご提案いたします。ぜひご相談ください。