2021/03/13
靴のサイズは肘から手首までと同じ?

こんにちは、上野毛みやび整骨院・鍼灸院です。
最近は暖かかったり寒かったり、
気温がなかなか安定しない日々が続いていますね。
花粉の影響もあり体調を崩しやすい時期ですので、
お気をつけてお過ごしください。
 
さて、皆さんは経穴(≒ツボ)の位置は
どのように決まっているかご存じですか?
例えば、足三里なら膝の皿の表面でパーをしたときの薬指の先、
あるいは手指を横に揃えて膝の下のくぼみに人差し指を当てた時の小指の先など
色々な取り方があります。
流派や経験によって取り方は微妙に違うものですが、
WHO(世界保健機関)的にここ、と決まっている取り方があります。
今回はそれに関連したお話をしたいと思います。
 
基本的に、WHO式の取り方をすると「〇〇から△△寸」という形になります。
その△△寸の部分、本来なら1寸は1尺の1/10(約3.03㎝)になりますが、
ツボを取る時はその人の骨格によって少し変わってきます。
このように、各人の身体の一部を基準に長さを決める方法を「骨度法」と言います。
例えば先程の足三里なら「~略、犢鼻(とくび)の下方3寸」となります。
(犢鼻もまた膝の皿の下付近にあるツボです。)
この3寸という長さ、本来なら9㎝ちょっとになるはずですが、
僕の身体を使って測ると8㎝前後にしかなりません。
僕の体格は、横はともかく縦は一般的な男性並と言えるはずですので、
もっと短くなる方も大勢いらっしゃると思います。
大体内くるぶしから足底まで、或いは眉間から真上にまっすぐ前髪の生え際までが3寸です。
もし興味がわいた方がいらっしゃったら測ってみて下さい。
 
ここでタイトルの話になるのですが、この骨度法を使った場合、
足のサイズと肘から手首(前腕)までがおおよそ同じということになっています。
ちなみに前髪の生え際真ん中から頭頂部を通り、襟足の真ん中までも同じ長さと決められています。
確かめてみたのですが、僕は頭≒足>前腕という結果でした。
今はどれも12寸となっていますが、以前は前腕が10寸だったらしいです。
前腕が一番短い僕は、少し古めの体格をしているのかも知れません。
 
ただ、これはあくまでもWHO基準での測り方でしかなく、
世の中には様々な測り方も含めた考え方がたくさんあります。
以前の記事でもお話ししましたが、その時代その時代で新しい考え方が
どんどん出てきます。
また古いものが間違いというわけではなく、また新しいものが正解とも限りません。
上野毛みやび整骨院・鍼灸院では、情報の取捨選択を通して、
患者様により良い施術を提供できるよう心掛けてまいります。
上野毛みやび整骨院・鍼灸院をどうかよろしくお願い致します。

 

当院はホームページやSNSでも情報を発信しております😊
是非チェックしてみてくださいね❗

ホームページ(院や治療法の紹介など)

LINE公式アカウント(LINEからもご予約できます!)

Instagram(役立つ情報発信中!)

しんきゅうコンパス(鍼灸治療の情報掲載!)

Google(当院の口コミも宜しければお願い致します😄)