2021/12/11
胸郭出口症候群とは そのリスクと対処法

こんにちは!上野毛みやび整骨院です

12月になりより一層寒さが厳しい季節となりましたが皆様いかがお過ごしでしょうか。

こう寒いと筋肉がこわばり、朝起床するときなど不快に感じたり、手や指がしびれていたことはないでしょうか。

手や指の痺れには様々な理由がありますが、今回は症例の多い『胸郭出口症候群』についてお話していこうと思います。

 

まず、 胸郭出口症候群とはなにか について触れていきます。

胸郭出口とは首と胸の間にある通路のことです。

脳から伸びる神経が首から肋骨と鎖骨の間を抜け、脇の下を通って腕に行きます。首から脇の下に抜ける際に神経が圧迫され、症状が出るのが胸郭出口症候群です。痺れの症状のほかに腕の筋肉の筋量が低下したり、肩回りに痛みや重だるさを感じることがあります。

他に腕や手にしびれが現れる病気として、首の椎間板ヘルニアや、手首の神経が圧迫される手根管症候群、肘の内側で神経が圧迫される肘部管(ちゅうぶかん)症候群などがあります。

 

次に、胸郭出口症候群になりうるファクターについてお話します。

この胸郭出口症候群、かなりかかわってくるのが日頃の姿勢です。

前述したとおり、神経を骨や筋肉が圧迫し症状が現れます。

パソコン作業やデスクワークが多い方やスマホを長時間見る方、ご年配の方は猫背になる方が多いのですが、猫背になると必然的に頭が前にでるストレートネック(スマホ首)になり斜角筋の緊張、巻肩による胸郭出口の狭小化などが起こってきます。このように日常生活や仕事中にだんだんと姿勢が崩れ、リスクが上がっていくわけです。

そうではない方でも なで肩の方もリスクが上がっていくので注意が必要です。

 

では最後に、その症状が出てしまった場合、胸郭出口症候群になってしまった場合の対処法、治療法についてお話していきます。

病院などで診断され、原因が明らかな場合オペにより神経の通り道を広げることがありますが、姿勢を改善することで症状が緩和されることがあります。

例えば、

①肘を伸ばし手のひらをできるだけ外に向ける姿勢(肩外旋)で大きく息を吸うように胸を張るようにストレッチや

②鎖骨の少し下を指の腹でぐりぐりとマッサージをすることで胸筋群の緊張を緩め、巻き肩の緩和

などがあります。入浴後の身体が温まっているときや、仕事中のふとした時間に、気が付いたタイミングでやるだけでも症状に変化がある場合がありますので、試してみてください

 

 

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