2022/03/12
日常に潜む痺れ、違和感、それは神経が原因かも
こんにちは!上野毛みやび整骨院です
だんだんと寒さも消え、暖かくなってきて過ごしやすくなり、ついついお昼寝をしたくなってしまいますよね
そこで今回はそんなお昼寝中にも起こりえる神経圧迫が原因の症状についてお話させていただきます。
①ハネムーン症候群(橈骨神経麻痺)
ハネムーン症候群(サタデーナイト症候群)とは橈骨神経と呼ばれる神経が圧迫されると起こる症状です。
橈骨神経とは、脊髄から発生し上腕の外側、前腕では橈骨に沿って枝を出しながら指先の筋肉にまで至る神経で、手首を反らす筋肉や指を伸ばす筋肉を司る役割があります。
机のに手をついて転寝をしたり、奥さんやパートナーさんに腕まくらをして就寝した時などに橈骨神経が圧迫され、朝起きると手がしびれていたり、手がだらんとして動かなくなる下垂手と呼ばれる状態になってしまい、回復までに長くて1週間程度かかる可能性があります。
症状は15分程度の短時間でも起こりえますので、前腕の外側を圧迫しないように注意が必要です。
②腓骨神経麻痺
腓骨神経とは、膝の裏で坐骨神経から分岐して始まり、すねの外側を通り、膝のすぐ下、外側の骨がでっぱった部分(腓骨頭)の表層を走り、足の甲まで続いている神経です。
この腓骨神経が何らかの原因によって圧迫されることよって症状が出ます。
日常生活に潜む圧迫の原因として、きついストッキングをはいていたり、足を長時間組んだりするだけでも麻痺が起き、飲酒後に変な姿勢で長時間寝てしまうことなども原因となりえます。
症状として、腓骨神経麻痺では、膝下の外側から足の甲にかけて、しびれや痛み、感覚が鈍くなるといった症状が現れます。
膝下の外側の出っ張り(腓骨頭)のあたりを叩くとしびれを感じる、膝を曲げ伸ばしすると電気が走る、歩くとしびれが強くなるなど様々な症状をおこします。
症状が進行すると麻痺が出現し、足首や足の指を上に挙げる(背屈)ことが難しくなることがあります。この場合には歩くときにつま先が引っかかりやすくなってつまずきやすくなります。
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