2021/10/30
頚ぽきぽき
こんにちは!
上野毛みやび整骨院です
ここ1週間で気温がぐっと下がり、木枯らしが吹く厳しい気候となりますがみなさんいかがお過ごしでしょうか。
こう寒いと首や肩、腰が固まり、痛くなる方も少なくないと思います。
そこで今回は思わずやってしまう あの行為 についてメカニズムと危険性についてお話をしていこうと思います。
1.首がぽきぽき鳴る理由
日頃肩が凝りやすい方、デスクワークや、パソコン作業をやっている方に多く見られるのが、首を左右に強く傾けて首を鳴らすこの行為ですが、まずなぜ首が鳴るのかお話いたします。
首は頸椎と呼ばれる骨で形成される部位で、その各関節の小さな隙間は関節液と呼ばれる潤滑油のようなものに満たされています。その小さな隙間には微量の空気が含まれており、頚(関節)を曲げ負担をかけるとこの空気の泡が弾けます。同時に、周りの靭帯が急に伸びたり、関節の中の癒着がはがれたりします。
この際の音が 首ぽきぽき の正体となります。
骨は衝撃を受けた方向に曲がっていきます。よく骨を鳴らしていると、変形するでけでなく、より空気が溜まりやすくなるので、ズレている人ほど音がよくなるようになります。鳴らしたすぐあとは、もう音が鳴らなくなるのは、空気が抜けたためです。
2.首ぽきぽきの危険性とは
さて、ここからはその危険性についてお話をしていきます。
重要になってくるのが靭帯が急激に伸ばされるということ、関節内の空気が弾けるということです。
まず、靭帯が急激に伸ばされるとどうなるかというと、靭帯そのものが傷つき、骨を支える力が弱くなってしまいます。そうなると周りの筋肉にかかる負担が増えるため、肩こりがむしろ強くなってしまします。
頭の重さはボーリングのボールの重さに匹敵し、これを筋肉がベースとなって支えるとなるとかなりの負荷がかかり、肩こりや首痛のみならず、頭痛などにもつながる恐れあります。
次に空気が弾ける際のリスクですが、関節内の空気はクッションの役割をしていて、関節にかかる負担を免荷しています。ここに負担がかかり弾けますが、この際にかかる圧力は1tに相当すると言われています。
このクッションがなくなることにより関節にかかる負担が増え、関節も摩擦によって擦りへてしまう恐れがあり、最悪の場合、変形性関節症になる可能性があります。
いかがでしたでしょうか。ぽきぽき音が鳴るのは気持ちいいですが、メリットはなく、上記通りデメリットしかありません。
なので疲れて凝ったな、と思ってもこの行為だけはやらない事を推奨いたします。
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