2022/03/30
産後のケアに「せたがや子育て利用券」のご利用可能です。
こんにちは。上野毛みやび整骨院です。
だんだん暖かくなり過ごしやすい日々になってきてましたね。
今回は、新たな家族をお迎えしたママ様達の産後のお身体についてお話しさせていただきます。
○身体の不調、悩みが増える？
妊娠中からも様々な不調に悩まされる方は多いかと思いますが、出産後にも様々な悩みを抱えている方は本当に多いです。
・肩や腰が痛くなった。
・疲れやすくなった。
・ウエストがなかなか戻らない。
・足かむくみやすい。
・出産後に足がO脚またはX脚になってきた。
・尿漏れするようになってきた。
など。
これらは骨盤の開きや歪みによる不調の場合が多いです。
○産後の身体の状態はどのような状態？
①「リラキシン」というホルモンによって骨盤の不安定な状態が続く。
②妊娠中のお腹の重みによって反り腰になり産後も反り腰が続いている状態。
③腹筋や骨盤底筋が弱ってしまい内臓下垂になりやすい状態。
になっています。
○リラキシンって何？どんな影響があるの？
リラキシンとは､妊娠中から産後約8ヶ月ぐらいまで分泌されるホルモンになります。
リラキシンは出産時に赤ちゃんが生まれやすくするために骨盤を補強している靭帯を緩めて骨盤を開きやすくする働きがあります。
なので分泌されている間は靭帯が緩んでしまい骨盤が不安定になり、身体が歪みやすくなり筋肉の負担が大きくなります。
○妊娠中になぜ腰が剃ってしまうの？
妊娠中お腹が大きくなるにつれて身体の重心バランスが前に傾いてきます。
妊娠中は腹筋もうまく使えず背中の筋肉で頑張って支えるため腰が反ってきます。
腰の反った状態が続き筋肉が疲労していき凝り固まってしまい、自然に反り腰が戻ることはほぼありません。
反り腰の状態が続く事により身体の歪みの原因にもなっていきます。
○腹筋はなぜ弱るの？
妊娠中お腹が大きくなるにつれて骨盤が開いてきます。それに伴って腹筋が離開（避ける）します。
そしてお腹が張り力が入りづらい時期が長いこと続く為、産後は筋肉が大幅に落ちてしまっている状態になります。
○腹筋、骨盤底筋が弱るとどうなるの？
・体幹を支えられなくなり身体が歪み安定感がなくなります。
・内臓を持ち上げられず内臓が下垂していきます。内臓が下垂してくると膀胱を圧迫してしまい尿漏れの原因にも繋がり下腹も出てきて、便秘にもなりやすくなってきます。
○身体が歪むとどうなるの？
身体が歪むというのは「骨格のバランスが悪くなる」という事です。
身体が歪んでくると、
・筋力の左右差ができさらに歪みが強くなります。
・歪みによって筋肉が伸ばされたり縮こまってしまったりすることで、凝りや痛みを引き起こしてしまいます。
・凝りが強くなってくると血行不良で倦怠感を引き起こす可能性もあります。
・歪みが強いと関節にかかる負担が大きくなり、関節痛や変形を起こしやすくなっていきます。
・歪みによって内臓の位置が悪くなり、内臓機能が低下しやすくなってきます。
○産後の身体のケアはどのようにしたらいいの？
産後のケアにはまず、「骨盤のケア」をしっかりやっておいた方が後々の起こるかもしれない身体の不調の予防につながります。
①骨盤の開きを戻し、歪みをしっかり治しましょう。
産後はリラキシンの作用により骨盤だけでなく身体全体の靭帯も緩みやすい時期になっているので歪みやすいと同時に綺麗に歪みを整えやすい時期でもあります。
なのでリラキシンが分泌されている時期からしっかりケアしておくことにより妊娠前の身体より良い状態にすることができます。
骨盤の開きと歪みは骨盤矯正をお勧めいたします。
骨盤矯正ベルトをする方多いですが、歪んだまま骨盤の開きだけを抑えている状態になってしまうので、定期的に矯正をして身体のバランスを整えて普段はベルトをしておくといった併用してお使い頂いた方がしっかりと綺麗な身体が目指せます。
②弱った体幹をしっかり鍛えましょう。
妊娠中に腹筋がほぼ使えていないとお話ししたかと思いますが、産後は弱くなってしまった筋肉を再び鍛えてあげる必要があります。筋肉を弱いままにしておくと矯正してもなかなか良い姿勢が定着してくれません。
そこでお勧めなのが「EMS」になります。EMSといってもなんでも良いわけではありません。しっかり深層の筋肉にまで刺激が届くものをおすすめします。
また、EMSで鍛えていく事により左右さなく均等に鍛えられるという美点もあります。
○産後のケアはいつからいつまで必要？
1番おすすめの時期としては産後2ヶ月ぐらいから開始していくのをおすすめします。
出産してから2ヶ月前ぐらいまでは骨盤か不安定すぎてしまい2ヶ月すぎあたりから骨盤が安定しやすくなってきます。
そして、産後約8ヶ月あたりぐらいまではリラキシンが分泌しているので最低でも産後2ヶ月から8ヶ月はケアをしていく事をおすすめいたします。
産後のケアをしっかりやっておくことによって将来的に身体の症状の重軽度はかなり違うなと当院も実感しております。
当院は、骨盤矯正だけでなく育児による身体の負担のケアや、妊娠中のケアにも力を入れさせていただいています。
痛い、辛いは身体からのサインでもあるので放っておかず早めのケアをしてあげてくださいね。
当院「せたがや子育て利用券」もご利用可能の店舗になっております。是非ご活用ください。
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