2021/06/29
産後矯正はした方がいいのか。産後の身体の状態についても詳しく解説

こんにちは。上野毛みやび整骨院です。

今回は、産後矯正についての効果や産後引き起こされやすい症状についてお話させていただきます。

当院でも産後の方で、様々なお身体の不調を訴えて来院されます。
  

産後の身体の状態

  

まず産後の身体がどのような状態なのか簡単に説明します。
  

  • 骨盤が緩んでいる
  • 妊娠中姿勢による首・肩・腰などの筋肉の凝り

  
骨盤の緩みは、靭帯が緩むことで起こりますが妊娠すれば必ず起こります。妊娠をすると骨盤周囲の靭帯を緩めるリラキシンというホルモンが分泌され、赤ちゃんの成長とともに骨盤が開いていきます。
このホルモンの分泌自体は産後2、3日でおさまります。しかし、靭帯はその名残を受けて緩いままで産後約半年を目途に固くなっていきます。
  

また、妊娠中はお腹が大きくなることで腰が反ることによる腰痛、肩こりが引き起こされることが多いです。この症状は産後にも引き続き起こるため、それらのケアもなるべく早く行うことが大切です。
  

産後のトラブル

  
産後のトラブルは主に下記のようなものがあります。
  

  • ・腰痛、肩こり
  • ・恥骨痛
  • ・関節痛
  • ・尿漏れ、便秘、冷え性

  

腰痛、肩こり、恥骨痛、関節痛

  

これらについては、骨盤の開くことによって不安定になり関節や筋肉への負担が増加します。また、骨盤周辺だけでなく骨盤の歪みに付随して猫背といった上半身の姿勢も悪くなり、肩こりや背部痛が引き起こされてしまいます。

  

さらに、育児による負担も加わるため体へのダメージは非常に高くなりやすいです。

  

尿漏れ、便秘、冷え性

  

これらは主に骨盤底筋という筋肉が緩んでいることで引き起こされます。

この筋肉は内臓を支える役割があり、これが緩むと内臓が下がり膀胱や腸を圧迫することで尿漏れや便秘を助長します。

  

また、内臓位置の変化や血行の悪化により冷え性といった症状も引き起こされます。

  

産後矯正のメリット

  

産後特有のトラブルの改善

  

上記の産後トラブルに対して効果があります。特に、産後は育児による負担も多いため、それらの負担に耐え、症状を悪化させない身体づくりをすることが大切です。

産前からあった姿勢の歪みの改善

  

骨盤が緩んでいる状態は、歪みやすくもありますが矯正をして正常に戻しやすい状態でもあります。産前からあった歪みもついでに治すことが可能です。

  

産後の体型戻し

  

産後は、特に妊娠前の服が着られなくなったり、腹筋が緩んでしまったりと体型が気になると思います。

骨盤をしっかり安定させることで、産後の体型戻しにも効果があります。

  

産後矯正を始める適切な時期

  
基本的には出産による体力が十分に回復した後とされています。自然分娩や無痛分娩、帝王切開等分娩方法も異なり個人差はありますが、大体の目安として産後1ヵ月から半年までに受けるといいでしょう。
  

当院の産後矯正

  
当院でも産後矯正を行っており、かなりの患者様来院されます。

それぞれの患者様について、妊娠前にあった症状、妊娠・出産後からの症状と詳しくお話をお聞かせいただいてます。中には産後矯正をされない患者様もいらっしゃいます。しかし、産後矯正をしている方の方が育児による肩こりや腰痛の症状がひどくなく、コントロールしやすいです。
 
内容としては姿勢の写真を撮影し、患者様と施術者相互で矯正の前後の状態を確認します。
矯正自体はボキボキ鳴らすようなものではなく、ドロップベッドという専用のベッドを使用した痛みのない矯正を行っております。
   
産後矯正をするかお悩みの方は一度お近くの整骨院に相談してみましょう。
  
  
   

皆様のご相談・ご来院を従業員一同、心よりお待ちしております。

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